DE ROSA IDOL
1990年代後半。ロードバイクのフレーム素材がアルミからカーボンへと移行する時代に、DE ROSAはその採用において慎重な姿勢を貫きました。翻って現代におけるロードバイクのディスクブレーキ化。これについて、DE ROSAは攻めの姿勢を崩していません。その先鋒が2013年発表の第三世代IDOLでした。
他社がロードバイクのディスク化に迷いを見せる時代、DE ROSAは市場動向を探るために、いち早く開発に着手して製品化したIDOLのディスクブレーキフレームを販売。一連のムーブメントで得られたデータは、カーボンフレームは言うに及ばず、メタルフレームのディスクブレーキ開発にも活かされました。
また、初代IDOLはプロ用機材としても活躍しましたが、最新のIDOLはカーボンフレームバイクのミッドレンジを担うモデルとしての役割があります。クセのない走りと疲れにくい乗り味は、マルチに使えるオールラウンダーで、ヒルクライムからロングライドまで、ビギナーからベテランまで、安心して使えるバランスが取れたバイクであり、何よりもロードバイクのディスクブレーキ開発に尽力してきたモデルの最新版です。
カラーは限定色のサーモンピンク サイズ44(シートポストクランプが無いので、表記サイズより実際は 1 サイズ大きくなります。)
弓なりが特徴のトップチューブや、フレームの随所に見られる凝った造形の演出も大きな魅力ですが、走る、曲がる、そしてディスクブレーキで「止まる」こと。これこそが最新モデルでありながら、事実、すでに煮詰められていることも、最新のIDOLにおいて最大の魅力です。
https://www.derosa.jp/archives/products/idol